洋楽好きの音盤銘盤

やっぱり洋楽は60年代が格好良い

共感する所の多い「脱社畜ブログ」

近頃、ネットを見ていてつくづく感心させられる所の多いブログを紹介します。

●脱社畜ブログ

http://dennou-kurage.hatenablog.com

dennou_kurage(http://profile.hatena.ne.jp/dennou_kurage/)さんという方が

運営されているブログで、

主に働き方、雇用問題について波紋を投げ掛けるような発言をしています。

「脱社畜」と書いてある通り、現在の日本の会社組織が持つ仕事、ないし職場に対する

過剰な連帯感のようなものに思うところを書き綴っています。

非常に的確、かつ絶妙なバランス感覚で日本企業や日本人の働き方に関して書いており、

読んでいて共感する所が多いです。「労働」に関してこれだけ相対的というかクールな見方を

与えてくれる人もそう多くはありません。

「脱社畜ブログ」は以下の様な方にお勧めです

・日本の会社組織のあり方に違和感を感じている人(特にサービス残業長時間労働)

・仕事は所詮生活の手段に過ぎないと思っているが、その考えをおおっぴらにするのは

憚られると思っている人

・あくせく働くのは嫌だが、会社を辞めて食べていける程のスキルや伝(つて)は

持ち合わせていない人

・子供の頃から体育会系的な上下関係、タテ社会構造に馴染めなかった人

・起業やノマドに漠然と憧れている人(安易に独立する事の危険さが分かります)

私がブログ(http://wlblabo.blog.fc2.com)を始めるきっかけになったのも、

この「脱社畜ブログ」の影響が大きいです。

ハンドルネーム"wlb_jamec"の先頭"wlb"は「ワークライフバランス」から

採用したものなのですが、dennou_kurageさんの日々のブログでの発言に拠る所が大きいです。

プログラマーの仕事は4K(きつい、帰れない、給料が安い、休暇が取れない だっけ?)と

揶揄される事が多く、慢性的な長時間労働が常態化している業種です。

この仕事を長年やっていると、どうしても仕事べったり、会社べったりになって

行き詰まった思いを募らせることも増えます。

そんな中で「脱社畜ブログ」を読んでいると、働くという事に別な見方、例えば

所詮仕事なんて生活の手段に過ぎないんだから、あくせくしてもしょうがないよねって感じで

幾らか気持ちを楽にする事ができます。

(無論、より良い働き方が出来るような努力は忘れないのは言うまでもないですが。)