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おすすめの漫画「風雲児たち」

最新巻「風雲児たち」23巻

今日は私wlblaboのおすすめの漫画を紹介します。

みなもと太郎氏の「風雲児たち」という漫画です。

この漫画は1979年に潮出版社が刊行した雑誌『月刊少年ワールド』連載が始まってから

かれこれ30年以上にもなる(但し、途中で連載雑誌が変わる)大長編漫画なのですが、

3年ほど前に始めて存在を知りました。

ラジオ番組で御馴染みの伊集院光さんがとあるクイズ番組で

「自分はこの漫画で歴史が面白いと思うようになった。」と言うのを聴いて、

そんなに面白いなら私も読んでみようと思った次第でした。

当初の予定では幕末について単行本10巻程度でまとめてほしいという要望だったそうなのですが、

実際に連載を始めてみると関ヶ原の戦いから始まり、延々と江戸時代の長編が進む事になりました。

内容は吉本新喜劇が元ネタのギャグや時事ネタを多分に盛り込んだギャグ漫画の体裁を採りながら、

その一方で史実に即したストーリーを展開しており、楽しみながら自然と歴史にも詳しくなれる

作りになっています。

歴史上の登場人物がコミカルかつ生き生きと描かれていて、引き込まれていきました。

現在は、ペリー来航から開国、桜田門外の変の顛末がようやく終わり、咸臨丸が出てくる所まで

ストーリーが進んでいます。(ちなみに現在連載されている雑誌はリイド社刊の『コミック乱』。)

現時点で1860年くらいまでストーリーが進んでいますが、

ペリー来航(1853年)から桜田門外の変(1860年)のあたりまでで

10年以上かけて連載をしているうえに明治維新まであと8年。

『月刊少年ワールド』時代の単行本がワイド版(普通のコミックの1.5倍の厚さ)で20巻、

コミック乱』時代の単行本が23巻まで出ていますが、面白くて1巻目からまとめ買いして読んでいました。

みなもと先生のお年が66歳(1947年生まれ)ですから、果たして御元気なうちに明治維新まで

連載が進むのか近頃ちょっと気がかりになりながらも、楽しみにしながら漫画を読んでいます。