洋楽好きの音盤銘盤

やっぱり洋楽は60年代が格好良い

【音盤銘盤】『イージー・ライダー』 (Byrds) '69

60年代終盤を代表する映画『イージー・ライダー』の主題歌を収録した後期Byrdsの代表作。郷愁を誘う雰囲気の曲が多い。

The Byrds イージー・ライダー

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Byrdsのアルバムを紹介するのもこれで8枚目である。このアルバムは同名タイトルの映画『イージー・ライダー』のテーマ曲が収録されている事で有名な作品。『イージー・ライダー』の曲というと一般的にはSteppenwolfの"Born to Be Wild(ワイルドでいこう!)"の方が有名かもしれないが、このアルバムに収録されている"Ballad of Easy Rider"が主題歌である。

他の収録曲を含めてフォーク、カントリー、R&Bといった旧き良きアメリカの音楽の集大成といった雰囲気で、聴いていて心が和む曲が多い。

"Ballad of Easy Rider" Roger McGuinnのオリジナル

"Fido" John Yorkの作。ドラムソロをフィーチャーしている所が珍しい。

"Oil in My Lamp" Gene Parsons, Clarence Whiteのアレンジが秀逸な作品。

"It's All Over Now, Baby Blue" Bob Dylanカヴァーはこのアルバムでも欠かせない。

"Deportee” ByrdsやBobDylanの先輩格にあたるフォークの大御所Woody Guthrieのカヴァー

Steppenwolfの"Born to Be Wild(ワイルドでいこう!)"も取り上げてみる。これも映画『イージー・ライダー』の代表曲。